TRUST GREX STD オイルクーラー


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Z32のターボ車には純正でオイルクーラーが付いていますが二輪用かと思うほど小さく
高負荷、高回転を数分続けるだけで油温は110℃を簡単に越えます。

サーキットなどの走行をしなくてもZ32の場合オイルクーラーの容量を増やしておいた方が良いかもしれません。

今現在、かなり年数の経過したZ32に簡単に取り付けの出来るオイルクーラーのキットはほとんど廃番となっており
入手出来るものとしてはトラストのSTDオイルクーラーがあります。(2008年11月現在)

トラストから発売されているZ32TT用のオイルクーラーのキットは純正オイルクーラーをそのまま置き換えて大型化するものと、
純正のオイルクーラー+サンドウィッチブロックからオイル配管を取りツインコアとする二つのタイプが出ています。

ツインコアの方はオーバークールを防ぐためにサーモスタット(71℃〜85℃)が付いており
オイルの流れをコントロールでき放熱容量も大きいですが部品点数も増えて値段も高くなります。
またオイルフィルターブロックからオイルラインを取るためにラインの複雑化と
システムが長くなるために動作した時には二つのコアにオイルを供給するために油圧の低下も考えられます。


それに対して純正置き換えタイプですがオイルラインは既存の物を流用するために部品点数が少なくなり値段も安いですが
純正はリリーフバルブでオイルの流れを制御しており(3.5kg/cm以上で開弁)条件によってはオーバークールの心配があります。






今回取り付けたのはコアの段数が多く取り付けも簡単な純正置き換えタイプの方です。
ツインコアの場合の油圧の低下が心配なのとサンドウィッチブロックの取り付けが
あまり好きではないためです。

オーバークールの心配はZ32の欧州仕様がかなり大きなオイルクーラーを付けているので
とりあえずは大丈夫だと考えました。
※後日結果を報告したいと思っています。↓
コンピューターが拾っている水温の+10度でほぼ油温は安定しています。
低い方は真冬の夜中の高速道路巡航で90度程度、
真夏の峠道などで水温が高くなれば相応に高くなりますが
115度を超えた事はまだありません。

部品の点数としては
本体のオイルクーラーのコア、メッシュホースが2本、
取り付けステーが4個、それを取り付けるボルトとナットが6セット、
あとは取扱説明書が一冊(9ページ)と、かなりシンプルです。




取り付けるにはまずアンダーカバーを取り外しますが
これは一番前側を一枚外すだけで大丈夫です。
純正のオイルクーラーを取り付けているブラケットの3本のねじを外し
奥のホースを抜き易くする為にオイルクーラーを手前に引き出します。


ホースを留めているクランプを緩めてホースを引き抜きます。

この時多少のオイルが漏れ出すので下にウエスなどを用意しておくと良いでしょう。

FASTで見てみると多少パイプの向きが違っていますが配管はこんな感じです。

これから取り付けるオイルクーラーにステーとホースを借り止めで組んでおきます。
この際120度のフィッティングの長い方(380mm)のホースが正面から見て右側(助手席側)に
なるように組み付けます。

外した純正オイルクーラーと大きさの違いはこのくらいです。
トラストのコアサイズはW250×L160mm×T32mmで12段となっていて
多少厚いので純正の2.5倍程度の容量はありそうです。


ホースの取り回しをよく考えてエコノフィッティング(見栄えの良いホースクランプ)で
元のパイプにホースを差し込み締め付けます。
両方とも上側からコアに入っているのでオイルの流れる方向は考えなくても大丈夫そうですが
一応純正とおなじ正面から左から右に向かって流れる様に上側のパイプに短い左のホースを繋ぎ
下側のパイプに長い右側のホースを繋ぎました。

純正オイルクーラーブラケットの3本のうち外側の2本だけを使い借り付けして
他の部分に干渉が無いか確認します。

この時緑丸の2本のねじを多少きつめに締めておいた方が良いでしょう。




借り付けで各部の干渉等を調べてみると
上部のプロテクターカバーに取り付けられているエアコンの外気温センサーが
入り口のフィッティングのすぐそばになってしまいました。

このままだと外気温が70℃などとなり、エアコンが動作不良になりそうです。

このセンサーはタッピングで下から留められているという簡単なものなので、
少し離れたところに移動しました。


借り付けしたコアをもう一度取り外しコア側のフィッティングを本締めします。
そしてすべてのネジを本締めしてアンダーカバーを取り付ける前にエンジンをかけて
オイル漏れが無いか確認します。

※手前側が今回取り付けたオイルクーラーです。
奥側は以前に取り付けた同じトラストのATクーラーです。
同じトラストという事で両方とも干渉せずに取り付ける事が出来ました。

一番奥がARCのインタークーラーでこの写真の手前側にもあるのでラジエターの前方を
ぐるっと冷却系が並んでしまってラジエターにうまく風が当たるのか多少心配です。
アンダーカバを取り付けて完了です。

外から見ると乱雑なホースの取り回しが見えてしまい今一つですね。