2009年 九州旅行
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8月14日、北九州への旅行の3日目です。

阿蘇内牧温泉のホテルから外輪山を登り九重(くじゅう)高原へ、
九重高原では念願の日本一の吊り橋を渡り大分道を経由して別府温泉へ、
別府温泉では8つの地獄温泉を観光して湯布院までの旅程です。

昨日は全く予定をこなせなかったので別府はもしかしたら無理かもしれないと思っていたのですが
やまなみハイウェイが走りやすい道路で別府には午後一時に到着してゆっくりと観光する事が出来ました。

天気も全般に良く今回の旅行の中のハイライトというべき一日になりました。


2009年8月14日(金)
阿蘇〜九重〜別府〜湯布院

朝起きてホテルの窓の外を見ると内輪山の中岳方面は雲にすっぽりと覆われています。
昨日、見れなかった米塚と草千里ヶ浜はあきらめる事にしました。

阿蘇内牧温泉のホテルを9時過ぎにチェックアウトし午前9時40分に出発しました。

出てすぐに映画「黄泉がえり」のロケ場所がすぐ近くにあると聞いたので通って行きました。
あぁこの辺かなというそれらしい川沿いの場所はあったのですが特定は出来ませんでした。


そのまま川沿いを国道212号線まで走り212号線に入るとすぐに外輪山の渕を登って行く登り坂へとなりました。

木々の中を右に左にと二輪で走ったらさぞかし面白そうな峠道を登っていくと左側の視界が急に開けてきました。

ちらっと運転しながら左側を見ると先ほどまでいた阿蘇内牧温泉が遥か眼下に見える雄大な景色が広がっています。
ちょうど湯浦(ゆのうら)パーキングというフォトスポット兼駐車スペースがあったのでゆっくり見ていこうと寄っていきました。

湯浦パーキングを出てすぐに県道45号、ミルクロードの立体状の交差点(急坂です)に差し掛かるのでそれを右方向に登り切り
大観望方面へ向かいます。



ミルクロードは外輪山の渕に沿って走る道路で遥か崖の上にあるとは思えない緩やかな起伏が続く牧草地帯を
延々と走り北海道のような雄大な景色です。



ミルクロードに入り2〜3分で大観望の標識が出て右に曲がると500Mほどで大観望です。
大観望には午前10時ちょうどに到着しました。

360°展望という事で北海道の開陽台や多和平の様な場所を想像していたのですが
全周遠くの地平線まで見えるという訳ではありませんでした。


ただしカルデラ特有の段丘の渕という事で前方には遥か眼下に田園や街を見下ろし後方には無限に広がる牧草地が広がり
雄大な景色という事では多和平より上かもしれません。




大観望を10時20ふんに出発、後にしミルクロードからやまなみハイウェイへ入りいよいよ大分県へ

大分県は生まれて初めて来る県で都道府県で訪れた最後の県なので感動です。


ここにも災害の爪痕が残っていて片側交互通行となっていました。




峠道を登り続け牧ノ戸峠へ、

牧ノ戸峠を越えると長者ヶ原という湿原みたいな景色の場所へ出ます。


ここはガイドブックの写真に良く載っているのですが通った時は景色が少し違います、、、



おかしいなと思いルームミラーを見て合点しました。

Uターンをして一応ガイドブックと同じか確かめてみました




長者ヶ原では少し中の方へ入って散策をしてみました。




長者ヶ原を出発したのが午前11時、景色の良いやまなみハイウェイを再び走り
次の目的地である九重(ここのえ)「夢」大吊橋へ到着したのは11時20分でした。
この九重というの「くじゅう」と「ここのえ」の二つの読み方があるみたいです。

ここへ到着するまで吊橋方面への道路が工事中で新しくなっているみたいでカーナビでは道が外れっぱなしなので
大吊橋の案内に従って行くと駐車場の台数の少ない北方口に到着してしまいました。


民間の駐車場が手前にありためらわずに停めてしまいましたが
奥まで行けば橋のたもとに停められたのは少し失敗しました。
まぁでも、見学後南方口の大駐車場を通っていったら駐車場に入るのに大渋滞していたので良かったです。


この九重"夢"大吊橋は人道橋としては高さ(173m)、長さ(390m)ともに日本一だそうです。

北方口から中村口の往復で大人500円、小学生まで200円です。
向かい口の名前を見て家族で思わず笑ってしまいました。


お盆休みという事もありたくさんの人が渡っていました。
人が多いというのも関係があるのかもしれませんがこの長い吊橋かなり揺れました。

怖いというよりも船酔いをしてしまいそうな揺れ方です。


身体が慣れてきたからではありませんが中央部分に近づくにつれ揺れが穏やかになるような気がしました。
考えてみると垂直の吊りワイヤーの距離は中央部分が短く両端部分の方がかなり長いからそのようになるのかもしれません。




床板の真ん中部分はグレーチング状となっていて下部が見えるようになっています。

実際は見えるといってもこんな感じで恐怖感は全く感じられません。
ただ手すりにつかまらなくては歩けないほどの揺れの中、ヒール状の靴を履いている女性は苦労していたみたいです。

手すりの外から下を覗くとこんな感じです。
うーんこれは結構怖いかも、、、

橋の往復780m+に30分程度かかったわけでやはり千鳥足状態だったみたいです。

大吊橋の駐車場を12時10分に出発し県道40号から大分道の九重(ここのえ)ICへ

こちらもここのえと読むみたいですね。


12時38分ここから大分道に乗り


湯布院IC日田JCTを通過し別府湾SAへ



高速道というのは景色が単一であまり好きではないのですがこの湯布院から日田JCTまでの区間は
今までで一番ともいえる最高の景色の高速道路でした。

別府湾SAは休日という事もあり大変な賑わいを見せていました。
駐車場の誘導係が各所に付いていて空いているところへ誘導してくれる大変親切なSAでした。

また高台にあり景色が良く別府湾から別府の温泉街まで一望できるのも人気のひとつなのでしょう。


別府湾SAにはスマートICがありここで降りれば血の池地獄へアクセスしやすいので
13時11分ここで大分道を出ました。(九重からの料金は500円)


スマートICを降りた周辺は道幅も広く新しい道路だったのですが

つづら折りを下るうちに段々と道幅が狭くなり対向車とすれ違うのも一苦労するような道路となりました。


ただほとんどの人が利用しないスマートICからの道路だったみたいで全くの渋滞知らずだったので
地獄めぐりの最初である血の池地獄の駐車場へ到着したのは13時25分でした。


別府の地獄めぐりは8箇所ありますがそれぞれ入園料400円かかります。

8か所セットの綴りを初めに買うと2000円で周れるというので血の池地獄の入口でセットを購入しました。
大人2000円、小人900円、3人で4900円也、、少々高い気もしましたが、、、
これで8か所全部周ってやろうという気になりました。




血の池地獄はどちらかというと赤と橙の中間のレンガのような色で
言葉から想像していたものよりもきれいな色をしていました。



ここは地獄めぐりで唯一温泉に浸かる(足湯ですが)事が出来る温泉です。





次に血の池地獄の隣にある龍巻地獄です。
龍巻地獄とはなんぞや?と思い入館しようとするとどうやら間欠泉のようです。

入口のお姉さんに
「今終了したばかりなので次に噴き出すまで35分〜40分程度かかりますがどうしますか?」
と言われたので他の地獄を見学してから再び戻る事にしました。



ここの2か所以外の他の地獄は2〜3km離れた鉄輪温泉という場所の近くに集まっています。

とりあえず海地獄を目指してセレナで出発しました。

がやはり鉄輪温泉に入る手前から渋滞になりました。

しかしこの別府という街は市内の至る所から温泉の蒸気が噴出しています。
低い位置にある雲みたいなのは地上から噴出している蒸気です。






海地獄の看板は見えているのですが殆ど進まなくなったのでUターンして手前にあった駐車場へ入りました。


駐車場のすぐそばにも温泉の湧出がありこれだけでも別府以外の場所なら観光ポイントになりそうです。







駐車場から少し登り一番上にある海地獄から見学しました。



鉄輪温泉付近の地獄にはほとんどに付加施設が付属しています。
この海地獄には庭園が付いており広い池には日本一の大鬼蓮を見る事が出来ます。


海地獄の名前の由来はこのコバルトブルーの色からそう呼ばれているそうです。


98℃のもの高温でこの湧き上がる湯気が地獄を思わせるのでしょうか



次は海地獄の隣りにある鬼石坊主地獄です。

灰色の泥状の泡がボコッと噴き出てくる様子が坊主頭みたいだからだそうです。
鬼石とはここの地名とのことです。
平成14年に再整備されたので園内は一番きれいに感じられました。


坊主地獄の次は駐めた駐車場を少し下り山地獄です。

ここは園内のあちこちから湯気が噴出しており背景の岩山のようなところから噴き出る湯気は
ミニ火山のような感じです。

温泉熱で飼育している世界の動物がいてミニミニ動物園が併設されていて餌などをあげる事が出来ます。



次は山地獄の少し下にあるかまど地獄を見学します。


このかまど地獄は飲泉や温泉蒸気を吸引する場所がありました。

試してみると、、

むせてゲホッ、ゲホッ、、



次は鬼山地獄です。

鬼山地獄には何故かマレーシアの建物などがあります。


やはり湯気がもうもうと出ています。

鬼山地獄にはやはり温泉の地熱を利用して育てたワニがたくさんいる
ワニ園が併設されています。


次はさらに歩いて下り鉄輪温泉の並びでは一番下の白池地獄を見学します。


白池地獄には淡水魚などが池や水槽で飼育されていています。


また周囲はホテルに囲まれていて静かな屋敷にある庭園の様になっています。


海地獄に少し似ていますがこちらの方が色が白っぽいのかもしれません。


白池地獄から駐車場までの夏の照りつける日差しの中、登り坂を歩く暑さはこの夏一番でした。



再びセレナで最後に残った龍巻地獄へ再び向かいました。
龍巻地獄に入場するときに再び35分ほどと言われましたが
今回は待つしかないので入館しました。




間欠泉の噴出場所を中心に半扇型の観覧席があり
そこで座って待つ事30数分、、、


案内のアナウンスとともに間欠泉が噴き出てきました。

思っていたほど規模は大きくなく小さな噴水といった感じでした。
機械仕掛けでもこの程度の物は簡単に出来そうですが
これが自然で定間隔に噴出するところがやはり珍しいのでしょうか。







午後3時50分に龍巻地獄を後にして国道500号から県道11号のやまなみハイウェイへ



豊後富士と呼ばれる由布岳を右手に見ながら湯布院へ




今回の旅行の最後の宿泊先の湯布院の山水館に到着したのは午後4時37分でした。


チェックイン後しばらく休憩して金鱗湖方面へ歩いて出かけてみました。



湯布院駅から金鱗湖まで向かう道路におみやげ屋さんなどが並ぶ「湯の坪街道」を歩いているうちに疲れてきてしまい
結局金鱗湖までたどり着く前にホテルへ戻ってしまいました。
なんといっても距離がありすぎました、ホテルへ戻ったのが午後6時20分だったのでたっぷり1時間半ほど歩いた事になります。
後日携帯の万歩計を見てみたところこの日は2万歩を超えてグラフを見ると断トツでした。






ホテルへ帰り冷房のスイッチを強くして涼みながら山に落ちる夕日を見ているうちに夕食の時間となりました。
夕食はホテルに併設されている地ビール醸造所の麦酒館です。

麦酒館は宿泊者以外も時間帯によっては利用できる大きなビヤホールとなっています。



夕食前の部屋を出るときに冷房のスイッチを弱くしておけばよかったのですが、、、

夕食から帰ると部屋には布団が敷いてあり、、ただキンキンに冷えていました。
これは冷えすぎなどと考えているうちに急に悪寒に襲われて寒くてどうしようもなくなりました。

布団をかけますが悪寒が止まりません。

家族が大浴場へ行くというので一緒に行き良く温まってきましたが
どうにもこうにも寒気が止まらずに果たして明日家まで運転して帰りつけるのだろうかと不安になりながらも
午後9時過ぎに布団を頭まで被ってこの日は寝てしまいました。

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